Dress Days

デザイナーママとコピーライターパパが、日常のちょっとステキをつづるブログ。テーマは『暮らし・仕事・育児・夫婦』。パパはたまに登場。小学生のプリンセスがいます☆

共働き子育て夫婦のリアル保活レポ【前編】

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0歳児入園のために本当にやった、アラフォーママの保活レポ 

 特別な日にデザインを。子育て奮闘中のデザイナーママ、ドレッサーズ代表のマリカです。

 

2月ももう下旬となりましたね。

外はまだまだ寒いですが、お店では春物が増え、期待に満ちた新生活のCMばかりに。そして、私がこの時期に今でも思い出すのは、保育園の選考結果通知を待って毎日を不安に過ごした日々の事です。

今回は、保活レポではありますが、基礎や地域情報をまとめている親切なサイトは既にたくさんあるので、私自身のリアルなレポを綴ってみたいと思います。

 

はじめに

私達の娘は0歳児クラスで無事に認可保育園に入れたのですが、一言でいうと『あの時は本当にしんどかった(x_x)』。入園が決まるまでは「保育園に入れなかったらどうしよう」「待機児童になったら会社を辞めさせられるの?」「自宅から遠い保育園になったら本当に毎日通えるの?」という不安な日々を過ごしていました。

きっと、もっともっと私以上に苦労されている方はいるかと思いますし、育児が当たり前なった今なら良い方法も浮かんだかもしれません。しかし、当時の私にとってはやりがいも愛着もある仕事を辞めるという選択肢が一切なく、手探りな毎日に肉体的にも精神的にも疲労困憊。がむしゃらすぎて、不安すぎて、せっかくのベビーとの蜜月期を楽しめず・・・

 

でも、あの時の頑張りや辛さがあるからこそ、今を冷静に対処できたり、今を楽しめたりもするのかなとも思います。

 そして、保活中や検討されている方をはじめ、ご興味のある方や経験済みの方が、読んだ時に「へ〜〜〜」「あるある」となる事が少しでもありましたら幸いです!

約1年分のストーリーのため長くなりそうなので、3編に分けて記させて頂きますね。下記の目次には、次回以降の内容も記載しています。

 

 <目次>
  1. 来年4月入園に向けて、初春からゆるりと保活スタート
  2. 産休3週間前に切迫早産! 不安MAXで保活情報を収集しまくる
  3. てっとり早く市役所に行って「点数」の制度について聞いてみた
  4. 約3ヶ月で復帰。産後の職場復帰が本当に厳しいという現実
  5. ベビーも電車通勤。月齢3ヶ月で入れる託児所が越谷にないという現実
  6. 希望の保育所の説明会に行って、イメトレ!
  7. いよいよ決戦!in 保育園一斉申し込み会場
  8. 入園できても都内勤務は無理?必死のファミサポ&ベビーシッター探し
  9. 待ちに待った、2月の選考結果通知
  10. 入園準備グッズの買い過ぎはご注意!
  11. 終わりに・・・新☆保育園生活スタート 

 <ご注意!>
※2013〜2014年の内容のため、現在とは状況や規約が異なる場合がございます。
※申し訳ございませんが、飛び道具的な裏技は一切ございません。そこには期待せず、ゆるりとご覧いただければと思います。

 

1、来年4月入園に向けて、初春からゆるりと保活スタート

まず初めに、妊婦だった当時の私の環境です。

  • 出産予定日は7月末
  • 正社員(化粧品会社の内勤業務)
  • 中途入社3年目のアラフォー(即戦力中堅としてがっつり働いているポジションだが、新卒ではないので立場が微妙)
  • 夫婦ともに電車で1時間半かかる都内勤務(埼玉県越谷市在住)
  • 夫は妻が産後も働く事を了承済み
  • 夫は産休・時短勤務はしない(一般企業では前例がなく厳しいですよね)
  • 夫は保育園の朝の送りなら毎日可能。夜の迎えは定時ジャスト帰宅なら可能だが、毎日は不可。
  • 徒歩で通える保育園が1ヶ所しかない(無認可含め)

 

7月末出産予定だったので、当初はベーシックに次年度の4月保育園入園&職場復帰を狙っていました。

保育園についての情報をなんとなく調べ始めたのは、お腹が大きくなり始めた初春くらいからでしょうか。調べると言っても、毎日の仕事で忙しく、スマホでたまにリサーチくらいしかやれる事はありません。通勤電車の中で、出産や育児に関する一般常識の方を優先的に調べつつ、たまに保育園に関する内容を検索していました。

色々な口コミやブログ、まとめサイトなどがヒットして、正直どれが正しいのかは解りませんが、保育園の一斉申込日に関わる内容だけは早いうちに把握しておくと良いかと思います。私の場合は以下の内容をこの時点で調べました。

 

 <この時期に調べたこと>

こちらでは、市が定める入所の規定を主に調べました(申し込み日、申請できる条件、市内の保育園一覧、申込書の内容、必要な書類など)。市の公式サイトにありがちなあちこちのページにまたがって情報を掲載しており、把握するのが大変かもしれません。

 

こちらでは希望の保育園のレビューを中心に調べました。保育園のレビューは他サイトにあまりないため重宝します。その他、妊活〜育児ライフまで幅広い層の口コミやコメントを地域ごとに掲載しています。ただし、古い情報や主観も多いのでご注意。

 

 そして、調べていくうちにジワジワ感じ始めたのが「うちも待機児童になるかも」という不安でした。

0歳児・1歳児の受入人数は「児童福祉施設最低基準」の関係で特に少ないそう。0〜3歳児クラスは毎年かなりの待機児童が出るとのこと。とはいえ、何も解決策がないまま毎日の仕事に忙しく、あっという間に初夏になってしまいました。

  

2、産休3週間前に切迫早産! 不安MAXで保活情報を収集しまくる

あと3週間ちょっとで産休という6月上旬のある日、妊婦健診に行くと突然の「切迫早産」宣告。

つい先日まで何ともなかったのにとなぜ?と思いつつ、振り返ると思い当たる節もたくさんあり・・・。減らない仕事量と毎日の残業、うまく回らない業務の引き継ぎ、妊婦にはキツい無理な出張。「育休後の復帰を本当に会社が受け入れてくれるのか?」という不安もあり、仕事を断れずに無理した結果だったのかもしれません。そして、これ以上、切迫早産が進んだらNICUのある病院への入院となるため、可能な限り寝たきりの自宅安静生活が強制的に始まってしまいました。

 

ベビーが無事に産まれるかどうかの精神的ダメージもあり辛い時期でしたが、出産予定日まで約2ヶ月も寝て過ごすのもかなり辛い!

とはいえ、状況的に雑誌もテレビもネットショッピングもする気がおきず、ただひたすら産後育児本と切迫早産や保育園の情報をスマホで調べていました。この時期に調べたのは以下の情報です。

  

 <この時期に調べたこと>

保育園に落ちる事も想定して、代案を探しました。ただ、保育時間や内容・口コミを見ると、正社員×郊外からの都内勤務の方は特に幼稚園だと厳しいかなと思います。(ご両親との同居やベビーシッターを検討される場合なら可能かもしれません)

 

こちらも同じく、保育園に落ちた際の預かり先探しです。丁寧に解りやすいサイトもあれば、最低限の連絡先のみのサイトも。サイトの作り具合は、園の懐具合によるのかもしれません。できれば市で一括して、各園の詳細ページを作って欲しい・・・

 

保育園の申込の際に、個人の環境を把握するため点数形式の書類を提出します。点数についてはたくさんの口コミがヒットしますが、地域ごとに内容や規定が違うので、自分の市や区以外の情報は参考にならない場合もあります。また、個人の憶測での情報も非常に多いです。

 

保育園の事を調べれば調べるほど、「点数」(または「ポイント」)というワードが山ほど出てきます。調べてくうちに、この「点数」対策が保活の最重要項目らしい事が解りました。

 

3、てっとり早く市役所に行って「点数」の制度について聞いてみた

何とか無事に7月末に出産を終え、慣れない育児にかかり切りになる中、ふとした瞬間に不安になるのはやはり保育園のこと。子供の預かり先がなければ、本当に退職をせざるをえないからです。より現実的な問題となった事で、市が公開している認可保育園の申込資料を改めて本気で確認しました。

特に点数計算は実際に点数を付けて確認。自分の点数が合格ラインなのかどうなのか、まずは市内の口コミで調べてみる事に。そして、点数を調べて判明したのが、「もしかしたらギリギリ受からず、ダメかもしれない」という現実でした。

 

市内の保育園に受かった方や落ちた方の点数と比べると、自分の点数で受かる年もあれば、落ちる年もあったのです。しかも具体的な点数の掲載数が少なく、正確な情報はいまいち得られず。そして、悩んだ疲末に、市役所の保育園担当部署にてっとり早く直接聞いてみる事にしました。

 

すると、案外あっさり各保育園の最低合格点数を教えて貰えました!!!

もちろん、プライバシーに関わるような詳細は教えて貰えませんが、知りたかった過去5年ほどのデータをゲット。担当者ならではの点数推移の考察や、書類の不明点の回答も聞けて一石二鳥☆ これで自分の置かれている状況もハッキリと認識し、改めてギリギリで落ちるかどうかの崖っぷちという事を理解しました。

 

そうと解れば、やる事はただ一つ。

打開策を練って、実行するのみです!

 

 <この時期に調べたこと・やったこと>

特に付属の点数計算一覧は、実際に点数を付けて、自分の合計点数を調べてみた。これはもっと早めにやっても良いかもしれません。(点数表はP.25〜26参照)

 

希望の園をはじめ市内で入園できた方の、合計点数が載っていないか調査。参考にはなるが掲載数が少なく、ハッキリとしたボーダーラインは解らないため、情報としては不足かもしれません。

 

  • 市役所の保育園担当者に直接問い合わせ

市役所に行って、希望の園の最低合計点数(過去5年分)を教えて貰いました。また、書類上の不明点も教えてもらい、やはり担当者に直接聞くのが一番正確ということを実感。良く考えたら、してはいけない質問ではないので、親切にご回答頂けますよ。他にも、具体事例までは難しいですが、同点数の際のジャッジの仕方の概要程度なら教えて貰えます。

 

 

長い話が続きましたので、今回はいったんここまで。

目次にある『4、約3ヶ月で復帰。産後の職場復帰が厳しいという現実』以降の内容は、また次回のブログに投稿させて頂きますね!

サイトにアップする文章をこんなに長文で書いたのは初めてですが、保活中や検討されている方をはじめ、ご興味のある方や経験済みの方が、参考にしたり、共感や違いを楽しんで頂けますと幸いです。

また、解りづらい点もあったかとは思いますが、最後まで読んで頂きありがとうございます!

 

それでは、また次回に!

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マリカ

ドレッサーズ代表/アートディレクター/グラフィックデザイナー
・2012年に結婚(晩婚 ^_^;)、2013年に娘を出産(高齢出産 ;´▽`)、1976年生まれ(アラフォー ^▽^;)
 
~PROFILE~
都内デザイン会社勤務を経て、オーガニックコスメメーカー、インテリア雑貨メーカーにて、ブランディング・クリエイティブディレクション・商品企画等に携わる。その後フリーのディレクター・プランナーとして活動し、2017年よりデザインカンパニー「DRESSERS」を立ち上げ、デザインアイテムのディレクションや企画、制作活動を展開。2018年2月にオーダーメイドの名入れ雑貨&ウェディングアイテム専門店としてMyグッズデザインストア「ドレッサーズ」をオープン。
仕事ばかりの生活から一転、アラフォーになってからのママ業と起業の両立に試行錯誤中!

 

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